2050年カーボンニュートラル実現に向けて
地球温暖化が深刻な問題として注目されるようになった1970年代以降、世界各国は脱炭素社会の実現へ向けた取り組みを行ってきました。近年では、2020年に菅元首相が2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指す「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、話題となりました。 カーボンニュートラル脱炭素社会を実現するために欠かせないのが、再生可能エネルギー(Renewable energy)です。資源を繰り返し使え、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーは、化石燃料の代替手段としてますます注目が集まっています。
太陽光パネルの施工や維持管理で重要なメンテナンス
再生可能エネルギーには、太陽光や風力、バイオマスなどがありますが、企業や個人レベルで取り組める再生可能エネルギーの代表格は太陽光です。日本では、太陽光発電システムの導入が固定価格買取制度(FIT)制度により急速に進みました。
太陽光発電システムは、発電量に影響する設置条件等も重要ですが、効率的に安定した発電を維持するため、設置後の定期的なメンテナンスも欠かせません。 設置後の太陽光パネル等の点検は、設置工事を行った業者が行います。太陽光パネルの施工業者を選ぶ際は、点検等のアフターケアサービス等を確認して選ばれることをおすすめします。
アスキムのドローンを活用した太陽光パネルの点検
アスキムでは、ご家庭や職場で太陽光発電システムを導入したい個人や事業者のお客様向けに、太陽光発電システムの設置からドローンを活用した太陽光発電システムのメンテナンスサービスまで提供しています。 ドローンを活用することによって、地上からでは確認が難しい箇所に設置された太陽光パネルや、広範囲にわたって配置されたメガソーラーでも、素早くかつ確実に不具合や異常、故障などを発見することができます。
点検用のドローンには熱を感知するサーモグラフィーカメラが搭載されており、太陽光パネルの上空をドローンで飛行して太陽光パネルの表面温度を測定、撮影します。不具合が生じて発電量が低下している太陽光パネルを正確かつ確実に特定することができます。
太陽光パネルの発電効率低下や故障を引き起こす一例
- 飛来物(木の枝・落ち葉・石、鳥のフン等)
- 鳥や小動物の営巣
- 蔦(ツタ)植物による被覆
- 経年劣化によるひび割れ、故障 等
木の枝により一部覆われた太陽光パネルの可視画像(左)と赤外線画像(右)。 可視画像では判別しにくい飛来物による異常発熱(ホットスポット)も、 赤外線画像により検出。
※アスキムパートナー提供画像
パネルの一部が破損した太陽光パネルの可視画像(左)と赤外線画像(右)。 可視画像では判別しにくいパネルの破損による異常発熱(ホットスポット)も、 赤外線画像により検出。
※アスキムパートナー提供画像
ドローンによる太陽光パネルの点検の様子
ドローン技術の高さと施工技術力で高効率・安定的なクリーンエネルギーを提供
ドローンは太陽光パネルの上空を飛行しますので、安全な飛行を確保するためには高い専門知識と操縦技術が必要です。アスキムでは、ドローンスクール講師やドローンによる測量を行う実務者たちが、ドローンによる太陽光パネル点検を実施します。 専門資格を有するプロのドローンパイロットが、安全飛行と画像解析を正確かつ確実に行い、お客様の太陽光発電システムが効率よく安定的に発電できるよう、サポートいたします。
サービス一覧 / 太陽光発電システムの施工・メンテナンス
産業用
- メガソーラーの新設工事
- メガソーラーの増設工事(既存の架台に合わせた架台及びオーダー工法による施工)
- ドローンを使ったメンテナンス
- 産業用蓄電池システムの新設工事
個人用
一般のご家庭向け。
- ご家庭用の太陽光発電システムの新設工事、取付サポート
- ドローンを使ったメンテナンス
- 家庭用蓄電池システムの新設工事(パナソニック、京セラ、テスラ等のメーカー各社対応可能)